サッカー界の貴公子が、ついにスパイクを置くことを決意した。
端正なマスクに「ベッカムヘア」と呼ばれた髪形やファッション、芸能人との結婚など華やかな私生活でも話題になったサッカー界の“貴公子”が、ピッチを去ることになった。
日本でも02年のW杯日韓大会を契機に人気が爆発。(※省略)また“ベッカムヘア”と呼ばれたソフトモヒカンが大流行し、「角界のベッカム」(琴欧洲)などの言葉も生まれるなど「社会現象」にもなった。
イングランドの“貴公子”ベッカムと、アルゼンチンの“悪役”シメオネ。
2002年日韓大会で、サッカーに興味のなかった女性ファンからも「ベッカム様」と呼ばれ、絶大な人気を誇ったスーパースターは、8年後の南アフリカでは、りりしいスーツ姿で存在感を発揮している。
「ベッカム様」と呼ばれたイングランド代表MF、デービッド・ベッカム(28)と並び、「イルハン王子」と称され、女性誌などで特集が組まれたほどで、ファンにはたまらないCMだろう。
今こそ思う存分「ベッカム様!」と呼ぼうではないか。レアル・マドリーのユニフォームも目新しい彼が2年前に日本に降り立ったころ、みんなそう呼んでいたではないか。祈りを捧げたくなるようなカリスマと技量を発揮する、今のベッカムこそ「様」付きがふさわしい。
2002 トップテン入賞
ベッカム様
2002 FIFA W杯において、日本人の間(ことさら女性の間)で最も人気の高かったイングランドの選手。
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