リトル・マツイと呼ばれていることには「リトル・マツイは日米野球の時に覚えてもらった名前なので自分でも気に入っている」としながらも「日本ではカズと呼ばれていた。そう覚えてもらうと嬉しい」とさりげないアピールも忘れなかった。
※大リーグ、メッツのオマー・ミナヤGMによるコメント
「われわれは日本人選手が好きだ。今まで、シンジョー(新庄剛志・元日本ハム)、ヨシ(吉井理人・同コーチ)、カズ(松井稼頭央・アストロズ)など、みんないい選手だった。
※記事見出しに「カズ」含む
ヤフオクドームの開幕前練習で、「カズ!」と声を上げ、近づいてきたのがラーキン氏だった。
松井稼頭央のメッツ入りが決まった。契約のためニューヨークに旅立つ前、成田で行った記者会見でニックネームについて聞かれると「リトル松井! これで行きたい」と言い残して機上の人となった。96年の日米野球に全米チームを率いて来日したダスティー・ベイカー(現シカゴ・カブス監督)が、松井秀喜と松井稼頭央を区別するために、ビッグ・マツイ、リトル・マツイと命名して以来「ビッグ」と「リトル」がすっかり定着してしまったのだ。
(※省略)
今年のスプリングトレーニングのころには、すでに各球団のGM、スカウト、選手、メディアなどあらゆるメジャー関係者があちこちで「リトル」「リトル」と口にするようになっていた。
ベイカー監督は言う。「リトルというニックネームを気に入ってくれてうれしい。もちろん私はリトルをウエルカムする。だだ、できれば敵としては迎えたくはない。なにしろ、彼のプレーはリトルどころかビッグだからね」。
21歳で出場した日米野球で18打数10安打5盗塁をマークし俊足巧打の内野手として米球界関係者から絶賛された。その後、米国内では巨人松井と区別するため「リトル・マツイ」と呼ばれるようになった。
今ではすっかり定着した「リトル松井」のニックネーム。来季もそう呼んでほしいと思っている。「最初は違和感を感じていたけどね。米国で自分がそう呼ばれているということは、それだけ評価されているということだから。慣れましたよ」
――あなたはこちらで「リトル・マツイ」と呼ばれていますが、そのニックネームは気に入っていますか? もしそうでなかったら、何と呼ばれたいですか
「リトル・マツイ」は、自分が日米野球に出た時にみなさんに覚えてもらった名前なので、自分でも気に入っています。あとは「カズ」とか呼んでもらえるので、そうやって自分自身のことを覚えていただけるのは、非常にうれしいです。
The new recruit at shortstop told reporters yesterday he would prefer not to be called "Little Matsui," the name affixed to him seven years ago by Dusty Baker during a tour of Japan by Major League All-Stars.
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