※記事見出しに「鉄板流」
受けが強い棋風から「鉄板流」といわれる。
近代将棋2004年7月号、スカ太郎さんの「関東オモシロ日記」より。
(省略)
この大会の模様は、近代将棋の同じ号の、本田小百合女流二段「棋界突撃ルポ」にも書かれている。
出場棋士は次の通り。(各棋士の雀風は、全ての棋士と手合い済みの某棋士によるもの)
鉄板流。王将就位式で鉄板流と紹介されましたが、実は鉄板流は麻雀仲間の命名とか。4人麻雀は経験不足で迷走中。
森内 :棋風ですか、難しいですね。私は終盤にミスが多いほうなので、鉄板流というのはほど遠いイメージだと感じていました。本当に鉄板流ならもっと勝っていると思いますので(笑)。たくさん勝っている人に比べると将棋の精度もそれほど高くありませんし。
編集部:鉄板流と呼ばれることに対して、不満でしょうか。
森内:一般的に見て、あまりいい言葉という感じはしないんですけど(笑)。ただ、将棋というゲームの性質上、手堅くいってそのまま勝つというのは理想のスタイルでもありますので、そういうのを実行して数字に繋げている人は強いんだろうなとは思いますね。
― ご自身の恋愛を将棋に例えるとすると、どういう棋風でしょうか?
「鉄板流」
母方の祖父は故・京須行男八段。祖父と孫の両者が棋士という例は近代以降では初めて。サラブレッドのイメージから後に「優駿流」と呼ばれたのはこのためだ。
※書名に「優駿流」含む
将棋界で有力棋士に付きものなのが「ニックネーム」だ。加藤一二三・九段(80)の「ひふみん」、森内俊之九段(49)の「ウティ」などは名前から、佐藤天彦九段(32)の「貴族」は風貌や所作から、谷川浩司九段(58)の「光速の寄せ」、木村前王位の「千駄ケ谷の受け師」、久保利明九段(44)の「さばきのアーティスト」などは棋風からそれぞれ名付けられた。
また、熱心なファンの間では「ウティ」の愛称で呼ばれているようである。
© 2013-2021 nebomana.com